合気道S.A.茨城道場訓

特に道場内で唱和はしていないのですが,私自身が心がけていることです。

 一つ,常に正義のために行動すること

 社会や学校の決まりを破ったり,親や友達にわがままを言ったりしてはいないか?いつも自分の行動が正しいかどうかを考えよう。正義の味方になろう。そして,あら探しよりタネ探し。罪を憎んで人を憎まず。常にプラス思考で生活しよう。

一つ,卑怯な行為を憎み,これに立ち向かうこと

 正義なき力は暴力である。力なき正義は無力である。合気道の技を友達などにふざけ半分で使ってはならない。自分の力を,他人にふざけ半分で誇示してはならない。しかし,いざという時には,使えるようにしておかなければならない。いついかなるときも、冷静な判断と行動ができるようにならなくてはならない。君は,いじめや不当な暴力と戦うことができるか?

一つ,合気の精神をもって人に接すること

 自分に厳しく,人には優しく接する。対すれば相和す。友達を威嚇したり,にらみつけたり,ケンカを売ったりしない。プラス思考で相手のよい所を見つけよう。そして,挨拶や言葉遣いは礼儀正しくできるほうがカッコイイ。

一つ,合気の道を,世のため人のために役立てること

 「自分だけがよければいい」ではダメだ。「誰にも迷惑をかけない」ことは絶対にありえない。社会のために役立つこと,人の喜ぶことをしよう。自分のためにもプラスになる。

一つ,先人の教えを謙虚に学ぶこと

 自分を成長させるためには,人の話を素直に聞くことだ。素直になるのは恥ずかしいことではない。人の話を聞かなくなった時点で,成長はストップする。ただのワガママ人間になってしまう。ただし、「素直」と「言いなり」を勘違いしないこと。

一つ,日本を愛し,日本人であることに誇りをもつこと

 日本の文化,国土を好きになろう。日本人は,最強の精神力を持つ気概ある民族であり,君はまさしくその末裔なのだ。世界のどこに行っても,胸を張って,自分が日本人であることに誇りを持ちなさい。(立ち上げ当時は,上記のように,偏った考え方で指導にあたっていました。今でも私は日本人であることを誇りに思っていますが,現在は,民族の違い等による差別を認めない立場です。あえて反省の意味を込めて,当時の文章を残しておきます。)

 

 豊田龍彦 三大座右の銘

  ・初心忘るべからず

  ・継続は力なり

  ・温故知新

 

 豊田龍彦 2007年テーマ(2006年に引き続き)

  ためらわないこと。

  ふりむかないこと。

  あきらめないこと。

  つづけること。

   (続ければ,ちゃんと自分にはね返ってくる。)

 

「タフじゃなければ、生きていけない。

やさしくなければ、生きていく資格がない。」

 (『プレイバック』レイモンド・チャンドラー著:主人公フィリップ・マーロウのセリフより)

 

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